2008年11月30日日曜日

金融に関するデータ

国や都道府県の金融に関するデータは日本銀行(http://www.boj.or.jp/)にあります.

日本銀行の調査・研究のところにアクセスすると日本銀行が関連している業務におけるデータや都道府県別預金・現金・貸出金などのデータがあります.

国のその他のデータでもいろいろ見つけられますが,金融に関する卒論を書く場合にはこれらを見ることもお勧めです.

銀行をどういう理由で選択するか?

銀行でも最近ではいろいろなサービスを行っており,どの銀行を選ぶかは行動判断としても面白いかもしれません.

関連の調査データとしては,金融広報中央委員会(http://www.shiruporuto.jp/)の「家計の金融行動に関する世論調査」があります.金融に関するところをみても調査項目には,貯蓄する商品の重要視する点や貯蓄の目的,取引金融機関を決める理由(複数回答)などあります.

金融業界に就職を希望する学生もいると思いますが,この辺の知識は今後に役立つと思います.

2008年11月1日土曜日

広告に関する資料

広告に関する卒論等を目指している人がいますが,広告に関する資料は広告図書館にもあります(http://www.admt.jp/library/).

広告図書館のサイトには,日本の広告費の推移などのデータも見ることができます.

気になる人は図書館に実際に行ってみるのもよいでしょうね.

2008年10月6日月曜日

食べたいアイスの調査

今回,生活者情報マーケティングデータ(http://c-news.jp/)の発表のよると最もおいしいと思うアイスクリームは「ハーゲンダッツ」だそうです.これは,15 歳以上の男女を対象にしたネット調査の結果です.また,飽きない味についても 1 位は「ハーゲンダッツ」,2 位は「雪見だいふく」とのことでした.また調査結果のポイントをみると,今後も最も食べたいアイスは 2 年連続「ハーゲンダッツ」,際立った特徴があるのは「雪見だいふく」,親しみを感じるアイスは「ガリガリ君」とのことでした.

ハーゲンダッツはやや高級なカップアイス(棒タイプもあります)ですが,価格に関係なく,人気があるのですね.もちろん「食べたい」と「買いたい」はまた異なりますが,それでも人気があるのはよいことですね.

2008年9月19日金曜日

フリーソフトを利用したデータ分析,報告書作成

今回は,データというよりもデータ分析のツール・ソフトウェアについての紹介です.

データ分析,プレゼンテーション,報告書作成というと Microsoft Office が代表的であるというのは,現在において間違いないところと思いますが,これらはもちろんフリー(無料)というわけではなく,購入しないといけません.最近の PC では,最初からこれらのソフトが入っていることも多いのですが,必ずしも入っているわけではありません.特に PowerPoint だけないので,追加で購入したほうがよいですか?(学生でこういう場合は,アカデミックで買うように言っています)という質問がたまに聞きます.

もちろん会社に入った場合にこれらのソフトを使う可能性は高く,購入することを止めることはしません(会社によってはこの系の資格(Microsoft Office Specialist など)を取ってこいというところもありますので).でも数万円するソフトを簡単に買いましょうとも学生さんには言えないので,Office と互換性のあるソフトを紹介する場合があります.

Office と互換性のあるフリー(無料)のソフトでは,OpenOffice や StarSuite などがあります.この 2 つは基本的には同じですが,それぞれ別に拡張されており,少し様子が異なります.個人的には OpenOffice の方が機能が多いと思っています.一方,StarSuite は Google Pack に含まれていますので,Google ユーザには導入しやすいかなと思います.

使い方などは Office と基本的には同じですが,若干異なります.それぞれ紹介している書籍やサイト等もありますので,参考にしてください.例えば,OpenOffice の場合は,『一目で分かるOpenOffice 2.x の使い方』(URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080908/314332/?ST=oss)などがあります.

もちろん完全に Office に代わるものかというと多少ずれがあるのですが,とりあえず使うには十分に使えると思います.特に「ソフトで分析」ではなく「ソフトを使って分析」となるように特定のソフトではなく,どんなソフトでも使いこなせるスキルを身につけることもよいと思います.いろいろ試してみましょう.

2008年9月10日水曜日

企業の統計情報を提供

企業の統計情報,倒産や景気動向などを公開しているのが,帝国データバンク(http://www.tdb.co.jp/)の統計・レポートです.ここでは,「大型倒産速報」や「倒産集計」,「景気動向調査」,「マクロ経済見直し」,「業界動向」,「都道府県別企業統計」に加え「TDB Watching」といわれる独自調査レポートも提供しています.

企業研究をする際には,このような資料は貴重ですね.参考にしてください.

2008年9月8日月曜日

教育用統計 GIS ソフト

統計の授業をする場合に実データで紹介する方が学生の興味を引くと思うのですが,なかなか実データは高くて買えないなどが問題がありますが,このブログで紹介していますが,結構,関連の団体がデータを公開している場合も多いです.また,今回の内容のように教育用のソフトを提供している団体もあります.

財団法人統計情報研究開発センター(http://www.sinfonica.or.jp/,シンフォニカ)では,教育用統計 GIS ソフト「G-Census」を提供しています.GIS(地理情報システム)は,近年よく耳にするようになりましたが,簡単に紹介すると地図情報とその関連の地理的統計情報を合わせて表現できるシステムです.地図グラフのように該当する場所に統計グラフを掲載して,地図情報を踏まえながら,データの分布等を検討することができます.これを使うことによって,地図上での比較が可能です.通常のマーケティング利用だけでなく,初等中等教育では,統計学だけでなく,社会科教育,社会調査などでも利用できると思います.

今回お知らせした G-Census はシンフォニカさんが教育目的限定として利用でき,全国の中学校,高等学校に寄贈しているらしく(平成 12 年 8 月),バージョンアップもサイトからできるようです.サイトをみても塗り分けグラフや人口ピラミッド,円グラフ,棒グラフなど,さまざまな機能があるようです.

授業計画や教材開発など教員泣かせな作業と思いますが,このような教材はぜひ活用したいですね.

2008年8月22日金曜日

コンビニの客数などの推移データ

コンビニ業界に興味がある人も多く,その関連の卒論を書く人もいるかと思います.でも POS データなどはなかなか出回らなかったり,高価だったりと手に入れるのは難しいでしょう.でもコンビニ業界全体(とはいっても一部ではありますが)の売上高,店舗数,客単価ぐらいであれば,月ごとデータを日本フランチャイズチェーン協会(http://jfa.jfa-fc.or.jp/)で公表しています.

このサイトには,調査結果・資料が公表されており,誰でも見ることが可能です.もちろん個別の店舗や個別のチェーンの結果はありませんが,業界全体としての傾向を見るには面白いと資料と思います.

警視庁の捜査に関するアンケートについて

2008 年度版の警察白書では,現在の捜査に関するアンケート結果を公表しているようです(出典:asahi.com,2008/08/22 12:22,
http://www.asahi.com/national/update/0822/TKY200808220127.html).

この記事によると刑事を対象に第一線の捜査員が日頃の捜査活動で感じている負担や課題を把握するためにアンケートを実施しているとのこと.この結果から,刑事の 8 割が「捜査に協力得にくい」とか,電磁的記録をみるなど捜査事項が増えて,負担が増えていることなどがあったようです.また携帯電話やインターネットの普及に伴い,それらに関する犯罪も増えていることなども白書を見ると書かれているようです.

社会での現状を知るためにも犯罪件数や状況などを知ることも重要でしょう.何か社会事象を調べるときにこのような資料をみるのもよいでしょうね.

2008年8月8日金曜日

気象のデータ

マーケティングでも単に POS データを見ていてもその売れる要因がすべてわかるとは限りません.たとえば,雨だったり,暑かったりと気象からの影響がある場合も多々あります.その時は気象のデータを同時に使って分析することも有意義でしょう.

気象データは気象庁(http://www.jma.go.jp/)で公開されています.気温や降水量など,また最近話題の地震に関する資料もあります.

2008年8月6日水曜日

ビールのデータ

最近,成人された学生の皆さんはビールよりもチュウハイやカクテルを好む傾向がありますが,個人的にはビールが好きですね.ビールに関するデータは,「ビール酒造組合」(http://www.brewers.or.jp/)が公表しています.データは,ビールの出荷量,月別ビール課税移出数量,ビール課税移出数量の季節別構成,ビール輸入数量などあります.

2008年7月28日月曜日

健康意識に関する調査

朝日新聞社が全国を対象とした郵送調査(3,000 人対象,77% 回収率)によると,健康への不安を 66% が感じているとの結果がでたようです.その主な理由としては「ストレスや気力の衰え」,「仕事や家事の忙しさ」,高齢者では「病気や体力低下」があるようです.なお,性別による回答の差はなかったようです.また「心の健康」を意識している人は「よく意識」,「ときどき意識」を合わせて 7 割ほど,いまの日本が心の健康を損ねやすい社会だと思う人が約 8 割,またその理由は「経済弱者を生みやすい社会だから」,「人間関係が難しい社会だから」が上位だったようです.元記事は asahi.com(2008 年 7 月 27 日 22 時 48 分, http://www.asahi.com/national/update/0727/TKY200807270187.html?ref=rss).

メディアで現在のストレス社会のことや健康障害のことを取り上げられていますが,なかなか改善策が見つからないようです.という私もかなり不規則な生活をしているため気をつけたいと思います.

2008年7月25日金曜日

ポケット統計情報(PSI)の発表

総務省は 7/22 付で PSI のを発表しました(http://www.stat.go.jp/data/psi/index.htm).PSI は日本の人口や経済,社会に関する統計情報をコンパクトにまとめたものです.

人口等はもちろんのこと,景気の指標や貿易・国際収支などもあり,物価や家計,犯罪についても紹介しています.

何かレポート等で基礎データが必要と思った人はこのような資料を参照することもよいかもしれません.ぜひ活用してください.

2008年7月15日火曜日

デンマークでも食料価格の上昇

Web Tab によるとデンマークでも食料価格の上昇が激しいようです.デンマークの統計局の発表によるとここ数年でもかなりの上昇になっているようです.日本でも漁船の問題などでてきましたが,今後も価格が上昇しそうですね.

2008年7月4日金曜日

今年のボーナスは?

損保ジャパンDIY生命保険が行った調査では今年のボーナスの平均は 75 万 3 千円とのこと.いろいろなところで金額のことを聞きますが,どうなんでしょうね.平均値を使っているので,実際はだれか高額所得者が金額をあげているように思いますが….

2008年6月21日土曜日

愛媛県の統計ミス

愛媛県の統計課が「県民経済計算」でミスがあったことを発表しました(元記事:Yomiuri Weekly,「県統計ミス500億円隠す 幹部3人“偽装会議”」,2008 年 6 月 21 日,http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20080620-OYT8T00776.htm).

元記事によると,計算が国のマニュアルに従っておらず,不動産関係で 1,200 億円が過少だったことが判明したとのことです.これに対して,県は謝罪をしたようです.

統計の結果は数字ですので,ごまかしはできませんが,統計を作る際に「ミス」があるとどうしようもありません.統計を使う人は数値を信じるしかありませんので,この手の「ミス」は絶対避けるべきです.再発しないように気をつけて欲しいところです.

2008年6月19日木曜日

パソコンのファイル消失は痛い….

PCにまつわるストレスに関する調査をシマンテックが実施して次のような結果が得られたようです.

「財布紛失」や「友情を失う」は高かったのですが,「PCがクラッシュして使用不能になる」や「PCに保存してあったファイルをすべて損失」は「失恋」よりも上回ったとのことです.失恋より重い,PCのデータって….そういうものなんでしょうかね?

他にも保存データに関するストレスやセキュリティに関するストレスなどありました.

情報社会の必須のPC,今後もストレスの種になりそうです.

海外に関する統計を知りたいなら

海外に関する統計もいろいろあります.パスポート(旅券)発行に関する統計(旅券統計)や海外在留邦人数や邦人子女,ビザ発給統計などがあります.これらは外務省で公表されています.PDF で外務省のウェブサイトで公開されていますので,必要な統計をここから探ってみましょう.

2008年6月14日土曜日

父親が子育てしやすい企業の調査

ファザーリング・ジャパンと第一生命経済研究所が行った「第2回父親が子育てしやすい会社アンケート」によると,父親が子育てしやすい会社の1位は日立製作所で,続いて松下電器産業,NTTデータとのことでした.

最近では,ライフライフバランスなど仕事だけではなく,生活も重要視する傾向があります.こういう男性でも育児がしやすい会社は今後良いかもしれませんね.

2008年6月4日水曜日

出生率と合計特殊出席率に注意

みなさんは,現在どのように子供が増えてきているか知っていますか?これは出生率を見ると上向き,下向きはわかりますね.出生率については,教育機関にいる身としては,やはり気になります(最近,親になったことも気になる要因ですが…).また女性が一生で産むとされる子供の人数は合計特殊出生率で表現されます.なお,実際に 1 人の女性が一生の間に生む子供の数はコーホート合計特殊出生率と言います.

厚生労働省が発表する「人口動態統計」に出生率と合計特殊出生率が書かれています.本日発表された統計をみると出生率(人口千対)は昨年の 8.7 から 8.6 に減っています.微妙に下がっています.また合計特殊出生率は 1.32 から 1.34 に上がっています.つまり,人口全体で見たら下がっていますが,該当する女性を対象とすると上がっていることになります.

この状況ですと今後もより高齢化社会になることが予想されますので,しばらくは出生率は下がるでしょう.そのため出生率は合計特殊出生率を見たほうが増加するかもしれないので元気になるかもしれませんね.ちなみに朝日新聞で「07年の出生率1.34、2年連続の上昇」と見出しがありながら中身を読むと合計特殊出生率になっているのをみるとこのためかもしれませんね.

2008年6月3日火曜日

後部座席もシートベルト着用

6月から車の後部座席でもシートベルト着用義務化が始まり,連日テレビなどで後部座席でシートベルトを着けていない場合の事故の模様を放送しています.またその際に統計データも使って,危ないことを伝えています.

でもどうもメディアの「強調」になっているようにも思えます.先日発表された「交通安全白書」では9割強が一般道での後部座席のシートベルト未着用とされ,また事故車のうち未着用は84%でした.この数字をみると未着者の事故が多そうに見えますが,もともと未着者が多いため,多くなるのは当たり前です.また一般道のシートベルト着用・未着用と同じ割合で事故が起きれば,9割強が未着用になると思えば,84%と少なくなっているようにみえます.

この手の話は条件付き確率などを踏まえて考えていきますが,どうも数字にだまされた主張されているようにも見えます.ちなみに J-CAST の記事で見つけましたが,ある番組でコメンテイターでタレントの松尾貴史さんが「現状はシートベルト未着用者が多いのだから、死亡者の数が多いのも当然。この比較では未着用の危険性を証明できない」と言われたそうです.その番組では赤江珠緒キャスターが「頭いいな。気付かなかったです、我々」と非を認めてその場は落ち着いたようです.

こういう話を聞くと,正しい目(知識)を持つことは重要と改めて思います.

2008年5月25日日曜日

PTA の調査

PTA もいろいろ子供のことを考え,調査をしています.

社団法人日本 PTA 全国協議会では,「子どもとメディアに関する意識調査」として,子供に見せたくテレビ番組やゲーム,携帯電話の利用などを調査しています.

調査資料は Flash 形式で見ることができますので,いろいろ見てみましょう.

公務員試験の倍率について

公務員試験って皆さんはどう思いますか?簡単には入れないと思っていると思いますが,関係の資料がありましたので,お知らせします.

「公務員試験情報 こむいん」(http://comin.tank.jp/)に,公務員試験の倍率が書かれていました(http://comin.tank.jp/koumuin/bairitu.html).

これによると(実際,一部の県の県庁で公開のデータを確認したので,信頼性はあると思います),国家公務員一種では 14.2 倍,地方公務員でも 10 倍は軽く超えるところが多くあります.

どちらしても将来を考え,早め早めに就活の準備を行い,希望の進路に進んでほしいですね.

2008年5月23日金曜日

バレーとデータ分析

最近,日本女子バレーがオリンピックを目指し,活躍されていますが,このバレーの世界でもデータ分析は使われています.最初はイタリアが導入していたようですが,最近では,いろいろな国,日本でも利用しています.試合を見ながら遂次,分析結果を報告しているようです.

スポーツは体を動かすもので,そんなところまでデータ分析はしたくないと思う人もいるかもしれませんが,それはそれ.勝負の世界,体だけでなく,頭脳戦略もデータを活用していかないと負けちゃいますね.

2008年5月15日木曜日

新聞を読むくせは?

日本新聞協会が発表した「全国メディア接触・評価調査」によると 9 割以上が新聞を読むと答え,新聞が社会に与える印象があると答えたのが 6 割強,新聞は欠かせないと答えたのが,5 割強とのことでした(参照:asahi.com).協会サイトにはこの調査結果の詳細を見ることができます.

この手の調査では,調査母体の影響も少なからずあるためか,いささか結果にまゆつばを感じますが,実際,大学生の新聞を読まなくなっている状況は深刻に感じています.社会系の学部に属している私としては,もっと本学の学生には読む(せめてネットの新聞でも)くせをつけて欲しいなぁとは思っています.

世の中を勝ち抜くにも頑張ってほしいですね.

2008年5月12日月曜日

PCのキーボードとトイレとどちらがきれい?

先日,フジ系の朝の番組のめざましテレビでもしていましたが,asahi.com でも紹介していました記事でPCのキーボードとトイレとどっちがきれい(ようはバイ菌の多さで評価ですが)かがありました.

結果的に,いつもきれいにしているトイレの方がきれいで,PCのほうが食べながらキーボードを触ったりとバイ菌が繁殖しやすいとの内容でした.この調査は,英国の消費者情報誌「ウイッチ? コンピューティング」の 5 月号に掲載された内容のようですが,ふだんからPCを触っている人には怖い結果といえそうですね.

どちらにしても身の回りはきれいにしておきたいですね.

2008年5月4日日曜日

子供の増減について

総務省統計局では子供の日にちなんで,推計人口から子供推移の報告がまとめてありました.

ざっと見ても,人口(15 歳人口)や全体での割合など下がっていることは明らかですが,東京が特に平均よりもかなり低いことが目立ちました.

どこまでも下がる少子化,結婚適齢期の高年齢化など,なかなか気になる話題ばかりでした.

2008年4月30日水曜日

最近の若者略語の使用度について

goo リサーチと読売新聞社による共同企画調査で,流行している略語についての調査結果がありました.

この結果,10 代男性,女性は使うが 50% を超えていましたが,それ以外の年代では(表では 10, 20, 30 代しかありませんでした)は 40% 以下になっていました.どちらかというと男性の方が使っていると答えているのは少し気になりました.略語の利用については,賛成が 10 代では 50% を超えていますが,それ以外の世代では,反対の方が多く,30 代では 7 割強が反対でした.使っている言葉は「KY」のみ 50% を超え,次点が「MK5」ですが,11% とかなり少なめになります.

メディアでいろいろと言われていますが,この調査結果を見る限りでは,そこまで社会現象とは言えないような気がしますね.

2008年4月25日金曜日

学生生活調査

日本学生支援機構が行っている学生生活調査が発表されています.

この調査では,学生の標準的な生活を把握し,支援を検討するものですが,生活費や地域別の通学時間なども調査されています.

学生生活に関するレポートを書く場合には参考になる部分もあると思いますので,見てください.

サービス産業動向調査

総務省統計局が,サービス産業を対象とした新しい月次統計を創設することになったそうです.サービス産業全体の動向を見るための調査らしく,経済指標の精度向上を目指すようで,2008 年 7 月から公開されるようです.

統計法も変わっていきますので,いろいろ見る必要がありそうです….

2008年4月24日木曜日

プロフに関する調査データ

最近,情報社会での「いじめ」が従来と変わってきて,より悪質になってきていますが,その中でも「プロフィールサイト(=プロフ)」がその原因の 1 つに言われています.そのプロフサイトについての調査が,ネット調査会社などで公開されてます.

プロフ自体は徐々に若者層に普及しているようですので,時系列的にデータをみると深刻さを増しそうですね.

参考までに.

2008年4月21日月曜日

院内暴力に関する調査

全日本病院協会が実施した調査で,過去 1 年間に「院内暴力や対応に苦慮した暴言,セクハラなどがあった」と回答したのは 5 割強の結果が得られたとのこと(オリジナル記事:asahi.com,2008 年 04 月 21 日 22 時 04 分).記事によるとこれらの暴力等に対して,ほとんどが院内で対応しているとのことでした.

職場での暴力等は社会的にもちろん問題ですが,その実情はなかなか調査では把握しづらく(正直に答えづらいことも原因),今回のはその実情が見え隠れしています.記事によると回収率も半数程度になっている点も調査の難しさを物語っています.

最近の若者の生活の傾向は?

マクロミル(リンク)が実施している「若者の生活意識調査」では若者の意識変化や消費行動をみる目的で調査されています.方法はネット調査で,首都圏です(調査対象・調査方法等もしっかり明記されていますので,詳細はサイトを見てください).

最近では 20 代は休日外出 6 割強,休日の過ごし方はショッピングが 7 割強.お酒をほとんど飲まないが 3 割強になっているようです.毎月貯金も 8 割とのことでした.

参考までに.

結婚と出産に関する全国調査

最近,スピード婚を行う芸能人の話題がありますが,結婚と出産に関する調査は,国立社会保障・人口問題問題研究所(リンク)が行っている「結婚と出産に関する全国調査―出生動向基本調査―」に興味深いものがあります.このサイトに行き,「人口問題関係」をクリックすると該当の調査が見えます.

この調査では,初婚年齢,出会い年齢,交際期間や出会いのきっかけも調査されています.最近の調査では,交際年数の長期化や晩婚化が結果として挙げられています.他にも人口に関しての調査がされていますので,ためになると思います.

参考までに.

2008年4月19日土曜日

大学生の就職志望企業と就職活動動向レポート

リクルート(リンク)が大学生の就職志望企業と大学生の就職活動動向レポート(09 年 3 月卒業)を発表しました(cf. asahicom,「来春卒の就職内定率、早くも34% リクルート調査」,2008 年 04 月 18 日 18 時 14 分).

就職志望企業では,全日空空輸がまた人気一位になり,特に女性からの人気が高いとのこと.また三菱東京 UFJ,みずほ銀行,三井住友銀行が 5 位内に入り,メガバンクの人気が高いことがうかがえます.女性だけみても,全日空,三菱東京 UFJ,損害保険ジャパン,みずほ,ベネッセ,と続きます.なお企業選択の視点などもこの調査では質問しています.

就職活動動向レポートでは,4/5 までに 34.0% が内定(内々定)を得ていることがわかっており,7.1% がすでに就職活動を終わらせていることが明らかになりました.リクナビに登録して,回答に協力をした人が調査対象なので,多少偏りがあるかもしれませんので,これだけでどうこうということはありませんが,徐々に決まるのが速くなっているような感じがしています.

就活を現在していると多いと思いますが,あせらず自分の目指す道を進んでください.

参考までに.