2012年3月24日土曜日

平均給与について

いろいろと平均給与の発表がありますが,国税局が発表している基幹統計の結果もあります.

一番新しい発表は平成 21 年度分民間給与実態調査(http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2010/minkan/index.htm)のようです.

これをみると全体で平均給与は約 406 万円.性別にみると男性は約 500 万円,女性は約 263 万円.

女性は管理職の人が少ないのかまだまだ男性との差が見られます.またよくありますが,所得の場合は,高い金額の方に平均値は引っ張られる傾向が高いため,半数以上の人がこの金額よりも少なく,平均値のマジックに注意すべきですね.

2011年7月25日月曜日

スーパーマーケットの統計

「スーパーマーケット販売統計調査」と「スーパーマーケット景気動向調査」がオール日本スーパーマーケット協会,日本スーパーマーケット協会,新日本スーパーマーケット協会の共同で公開されています(http://www.super.or.jp).毎月と年次のデータがあります.

「スーパーマーケット販売統計調査」では,総売上高,エリア別集計など掲載されています.「スーパーマーケット景気動向調査」では,景況感調査や経営動向調査などがあります.DI をみながら(指標の定義も明示されています)前月よりもどういう印象を持っているかを探ることができます.

データを見ながら現状を探るに有益な資料と思います.

2010年11月29日月曜日

社会人と学生の意識の違いに関する調査

asahi.com を見ていましたら『「若手社会人」と「内定学生」の仕事に関する意識調査』について毎日コミュニケーションが実施したとの記事がありました.

あまり毎日コミュニケーションの調査結果を見ていませんでしたが(公式ウェブサイトでニュースリリースのところにアクセス),就職に関する調査結果がいろいろありました.

時系列的に見ていけば昨今の就職に関する調査結果を利用することができるかもしれません.データの使用は著作権に注意してください.

参考までに.

2010年11月22日月曜日

資産とへそくりに関する調査

へそくりに関する調査結果が明治安田生命から公表されました.

「いい夫婦の日」に関するアンケート調査であり,夫婦の関係や夫婦とお金,理想の夫婦などの調査結果が紹介されています.

ちなみにへそくりの金額.夫 35 万円に対して,妻は 99 万円とのこと.ただし 0 円と答えた人を除くと約 178 万円とのこと.気になるのは 6 月に実施された損保ジャパン DIY 生命保険の調査では,内緒の資産がある人の平均は 364.5 万円でした.明治安田生命は 10 月の調査で,共にネット調査で約 500 人の回答者数です.ちがいは損保ジャパン DIY 生命保険はサラリーマンの主婦を対象としていること,明治安田生命は既婚の人という感じです.あとは言葉の表現が「へそくり」と「内緒の資産」です.

調査によっては似たような質問事項であっても異なった数値になることはままあります.複数の資料等をみて判断しましょう.

2010年9月29日水曜日

平均給与所得は 406 万円

国税庁の平成 21 年分の民間給与実態統計調査で報告された平均給与所得は 406 万円でした.男女別にみると,男性 500 万円,女性は 263 万円とのこと.給与階級では,男性では 300 万円超 400 万円以下が 20.0%,女性では 100 万円超 200 万以下が 27.2% がもっとも割合が高かったみたいです.平均年齢は 44 歳,平均勤続年数は男性が 13 年,女性が 9 年です.

内訳をもっと詳しくみないとはっきりとは言えませんが,まだまだ女性の賃金が低いような感じです.もっとこの状況を検証しないといけませんが….

2010年8月15日日曜日

主婦に尋ねた夏のボーナスと家計の状況を知るには

主婦に尋ねた夏のボーナスと家計の状況を知るには,損保ジャパン DIY 生命(http://diy.co.jp/cms/research/)が実施している『サラリーマン世帯の主婦 500 名に聞く「○○年夏のボーナスと家計の実態調査」』が参考になります.

調査項目には今年のボーナス手取り金額やボーナスの見通し,ボーナスの主な使い道,

ボーナスを夫に渡した額は渡さないのが 48.6% など,旦那さんにとっては厳しい状況かもしれません.参考までに.

2010年7月27日火曜日

平均寿命がのびました

厚生労働省が平成 21 年の「簡易生命表」を公表しました(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/index.html).

この簡易生命表では,日本に住んでいる日本人を対象として,性別各年齢別の死亡,生存数,死亡数,定常人口,平均余命が公表されています.死因分析や平均寿命の国際比較にも触れています.

簡易生命表は推計人口等で毎年作成されていますが,国勢調査などの確定値等で 5 年ごとに作成されている完全生命表もあります.現在の完全生命表の最新版は平成 17 年です.ちなみに生命表自体は業務上で集まる統計ですので,業務統計であり,また指標の計算をするため,加工統計に分類されます.

余命情報や死因情報を使うときなどに活用できそうですね.