2008年6月4日水曜日

出生率と合計特殊出席率に注意

みなさんは,現在どのように子供が増えてきているか知っていますか?これは出生率を見ると上向き,下向きはわかりますね.出生率については,教育機関にいる身としては,やはり気になります(最近,親になったことも気になる要因ですが…).また女性が一生で産むとされる子供の人数は合計特殊出生率で表現されます.なお,実際に 1 人の女性が一生の間に生む子供の数はコーホート合計特殊出生率と言います.

厚生労働省が発表する「人口動態統計」に出生率と合計特殊出生率が書かれています.本日発表された統計をみると出生率(人口千対)は昨年の 8.7 から 8.6 に減っています.微妙に下がっています.また合計特殊出生率は 1.32 から 1.34 に上がっています.つまり,人口全体で見たら下がっていますが,該当する女性を対象とすると上がっていることになります.

この状況ですと今後もより高齢化社会になることが予想されますので,しばらくは出生率は下がるでしょう.そのため出生率は合計特殊出生率を見たほうが増加するかもしれないので元気になるかもしれませんね.ちなみに朝日新聞で「07年の出生率1.34、2年連続の上昇」と見出しがありながら中身を読むと合計特殊出生率になっているのをみるとこのためかもしれませんね.

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