社会人と学生の意識の違いに関する調査

asahi.com を見ていましたら『「若手社会人」と「内定学生」の仕事に関する意識調査』について毎日コミュニケーションが実施したとの記事がありました．

あまり毎日コミュニケーションの調査結果を見ていませんでしたが（公式ウェブサイトでニュースリリースのところにアクセス），就職に関する調査結果がいろいろありました．

時系列的に見ていけば昨今の就職に関する調査結果を利用することができるかもしれません．データの使用は著作権に注意してください．

参考までに．

資産とへそくりに関する調査

へそくりに関する調査結果が明治安田生命から公表されました．

「いい夫婦の日」に関するアンケート調査であり，夫婦の関係や夫婦とお金，理想の夫婦などの調査結果が紹介されています．

ちなみにへそくりの金額．夫 35 万円に対して，妻は 99 万円とのこと．ただし 0 円と答えた人を除くと約 178 万円とのこと．気になるのは 6 月に実施された損保ジャパン DIY 生命保険の調査では，内緒の資産がある人の平均は 364.5 万円でした．明治安田生命は 10 月の調査で，共にネット調査で約 500 人の回答者数です．ちがいは損保ジャパン DIY 生命保険はサラリーマンの主婦を対象としていること，明治安田生命は既婚の人という感じです．あとは言葉の表現が「へそくり」と「内緒の資産」です．

調査によっては似たような質問事項であっても異なった数値になることはままあります．複数の資料等をみて判断しましょう．

平均給与所得は 406 万円

国税庁の平成 21 年分の民間給与実態統計調査で報告された平均給与所得は 406 万円でした．男女別にみると，男性 500 万円，女性は 263 万円とのこと．給与階級では，男性では 300 万円超 400 万円以下が 20.0%，女性では 100 万円超 200 万以下が 27.2% がもっとも割合が高かったみたいです．平均年齢は 44 歳，平均勤続年数は男性が 13 年，女性が 9 年です．

内訳をもっと詳しくみないとはっきりとは言えませんが，まだまだ女性の賃金が低いような感じです．もっとこの状況を検証しないといけませんが…．

主婦に尋ねた夏のボーナスと家計の状況を知るには

主婦に尋ねた夏のボーナスと家計の状況を知るには，損保ジャパン DIY 生命（http://diy.co.jp/cms/research/）が実施している『サラリーマン世帯の主婦 500 名に聞く「○○年夏のボーナスと家計の実態調査」』が参考になります．

調査項目には今年のボーナス手取り金額やボーナスの見通し，ボーナスの主な使い道，

ボーナスを夫に渡した額は渡さないのが 48.6% など，旦那さんにとっては厳しい状況かもしれません．参考までに．

平均寿命がのびました

厚生労働省が平成 21 年の「簡易生命表」を公表しました（http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/index.html）．

この簡易生命表では，日本に住んでいる日本人を対象として，性別各年齢別の死亡，生存数，死亡数，定常人口，平均余命が公表されています．死因分析や平均寿命の国際比較にも触れています．

簡易生命表は推計人口等で毎年作成されていますが，国勢調査などの確定値等で 5 年ごとに作成されている完全生命表もあります．現在の完全生命表の最新版は平成 17 年です．ちなみに生命表自体は業務上で集まる統計ですので，業務統計であり，また指標の計算をするため，加工統計に分類されます．

余命情報や死因情報を使うときなどに活用できそうですね．

たばこの売り上げに関するデータ

タスポに関する未成年の犯罪事件がでていますが，なかなか難しいですね．

実際の喫煙者の状況は解りませんが，たばこの販売数量や代金は年々下がっていることが
日本たばこ協会のサイトで見ることができます（cf. http://www.tioj.or.jp/data/）．

健康を考えるとあまり喫煙することはお勧めできませんし，他人への迷惑もかけることがあることからどうかと思いますので，ちょっと意識してほしいでね．

企業における若年者雇用実態調査

企業がどのような能力を若年者に求めるかなどについて，今後就活をする人は気になると思います．

そのときはこのような調査があります．

「企業における若年者雇用実態調査」です．厚生労働省が実施しています．サイトをみると一番新しいもので平成 17 年度でした．

これ以外にも『企業が若年者に対して求める能力要件に関する調査研究事業報告書』というのもあります．

家庭の食に関する調査

家庭の食費などの調査結果などを，農林中央金庫が発表しました．この調査結果は，『2010年4月　第2回『世代をつなぐ食』その実態と意識』で，農林中央金庫のウェブサイトから見ることができます．

この調査によると家庭の食費が前回の調査（2003 年）より 6,580 円減り，月平均 62,260 円とのことです．そのほかにも食品を捨てることはもったいないと考える人が大多数（92.8%）などがありました．

上記の調査以外にも現代の独身 20 代の食生活・食の安全への意識や現代の父親の食生活など，複数アップされています．

生活において食は重要です．気になる人はぜひ見てみましょう．

販売実績のデータ

チェーンストア販売に関する統計が日本チェーンストア協会（http://www.jcsa.gr.jp/）で公開されています．チェーンストア（イオンやいなげやなどが 69 企業が加盟）による食料品，衣料品，住関品，店舗数，などが公表されています．各地の気温も一緒に掲載するところからも気温のデータは大事と思いますね．

公開されているデータをまとめているサイト

本サイトのように公開されているデータをまとめているサイトがありました．

本サイトよりも充実しています．参照してみてください．

e-Patent Map.net（http://www.e-patentmap.net/segments/statistics/04food.html）．

さまざまな業種のデータが公開されているサイトをリストしています．若干，更新が遅れているのか，情報が古い（リンク切れ）の部分もありました．

内閣支持率―朝日新聞調査

適宜発表される新聞各社の内閣支持率．今回も発表がありました．

『内閣不支持４５％、初めて支持を上回る　朝日新聞調査』（http://www.asahi.com/politics/update/0206/TKY201002060344.html?ref=rss）．

新聞社が実施する調査では，当然質問に回答した人が異なるため，各社の数値が若干異なります．比較するとふ～んと思われるかもしれません．

前回は 42% と 41% のわずかな違いでしたので回答人数によっては誤差程度で，逆転もあり得ました．今回も支持率 45%，不支持率 41% で計算していませんが，ひょっとしたら誤差の範囲で結果が逆になる場合もあります．どちらにしてもそういう傾向の結果が得られているというのは大事でしょうね．

朝日新聞の記事では調査方法も書かれているので（朝日 RDD を使っていますね），気になる人は見てみてください．