今回はデータの話から少し離れて,高校までの授業内容の変化についてです.
昨年の 12 月に高校における授業の内容を示す学習指導要領を文部科学省が発表しました.その内容で,数学 I(必修)に統計が含まれるようになりました.
科学新聞(2009 年 1 月 1 日)によると見出しに『数学で統計学習必修化「科学と人間生活」新設』とあり,数学で統計の内容が含まれたことをはじめ,理科教育の新しい内容などが紹介されていました.この内容によると『数学 I には,世論調査や気候変動など身近なところでデータやグラフに触れる機会が多くなってきていることや,中学との接続を重視し,新たに統計に関する内容が追加された.』とあります.すでに公開されている小学校,中学校の学習指導要領でもすでに統計が入ることが決まっています.このことも踏まえ,小→中→高と連携して反復学習になるようです.特に情報化社会の現在,このようなデータに関することを導入することは有意義と思います.
ちなみに必修のところに追加されたということで,今後大学入試等にも導入されることも予想されます.またこれらのことを踏まえ,大学における統計の授業内容も反復はもちろんですが,より深い内容に展開できればと思います.この意味では大学で統計を教えている先生方は内容の更新を求められることになりそうですね.
2009年1月17日土曜日
2008年9月19日金曜日
フリーソフトを利用したデータ分析,報告書作成
今回は,データというよりもデータ分析のツール・ソフトウェアについての紹介です.
データ分析,プレゼンテーション,報告書作成というと Microsoft Office が代表的であるというのは,現在において間違いないところと思いますが,これらはもちろんフリー(無料)というわけではなく,購入しないといけません.最近の PC では,最初からこれらのソフトが入っていることも多いのですが,必ずしも入っているわけではありません.特に PowerPoint だけないので,追加で購入したほうがよいですか?(学生でこういう場合は,アカデミックで買うように言っています)という質問がたまに聞きます.
もちろん会社に入った場合にこれらのソフトを使う可能性は高く,購入することを止めることはしません(会社によってはこの系の資格(Microsoft Office Specialist など)を取ってこいというところもありますので).でも数万円するソフトを簡単に買いましょうとも学生さんには言えないので,Office と互換性のあるソフトを紹介する場合があります.
Office と互換性のあるフリー(無料)のソフトでは,OpenOffice や StarSuite などがあります.この 2 つは基本的には同じですが,それぞれ別に拡張されており,少し様子が異なります.個人的には OpenOffice の方が機能が多いと思っています.一方,StarSuite は Google Pack に含まれていますので,Google ユーザには導入しやすいかなと思います.
使い方などは Office と基本的には同じですが,若干異なります.それぞれ紹介している書籍やサイト等もありますので,参考にしてください.例えば,OpenOffice の場合は,『一目で分かるOpenOffice 2.x の使い方』(URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080908/314332/?ST=oss)などがあります.
もちろん完全に Office に代わるものかというと多少ずれがあるのですが,とりあえず使うには十分に使えると思います.特に「ソフトで分析」ではなく「ソフトを使って分析」となるように特定のソフトではなく,どんなソフトでも使いこなせるスキルを身につけることもよいと思います.いろいろ試してみましょう.
データ分析,プレゼンテーション,報告書作成というと Microsoft Office が代表的であるというのは,現在において間違いないところと思いますが,これらはもちろんフリー(無料)というわけではなく,購入しないといけません.最近の PC では,最初からこれらのソフトが入っていることも多いのですが,必ずしも入っているわけではありません.特に PowerPoint だけないので,追加で購入したほうがよいですか?(学生でこういう場合は,アカデミックで買うように言っています)という質問がたまに聞きます.
もちろん会社に入った場合にこれらのソフトを使う可能性は高く,購入することを止めることはしません(会社によってはこの系の資格(Microsoft Office Specialist など)を取ってこいというところもありますので).でも数万円するソフトを簡単に買いましょうとも学生さんには言えないので,Office と互換性のあるソフトを紹介する場合があります.
Office と互換性のあるフリー(無料)のソフトでは,OpenOffice や StarSuite などがあります.この 2 つは基本的には同じですが,それぞれ別に拡張されており,少し様子が異なります.個人的には OpenOffice の方が機能が多いと思っています.一方,StarSuite は Google Pack に含まれていますので,Google ユーザには導入しやすいかなと思います.
使い方などは Office と基本的には同じですが,若干異なります.それぞれ紹介している書籍やサイト等もありますので,参考にしてください.例えば,OpenOffice の場合は,『一目で分かるOpenOffice 2.x の使い方』(URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080908/314332/?ST=oss)などがあります.
もちろん完全に Office に代わるものかというと多少ずれがあるのですが,とりあえず使うには十分に使えると思います.特に「ソフトで分析」ではなく「ソフトを使って分析」となるように特定のソフトではなく,どんなソフトでも使いこなせるスキルを身につけることもよいと思います.いろいろ試してみましょう.
2008年9月8日月曜日
教育用統計 GIS ソフト
統計の授業をする場合に実データで紹介する方が学生の興味を引くと思うのですが,なかなか実データは高くて買えないなどが問題がありますが,このブログで紹介していますが,結構,関連の団体がデータを公開している場合も多いです.また,今回の内容のように教育用のソフトを提供している団体もあります.
財団法人統計情報研究開発センター(http://www.sinfonica.or.jp/,シンフォニカ)では,教育用統計 GIS ソフト「G-Census」を提供しています.GIS(地理情報システム)は,近年よく耳にするようになりましたが,簡単に紹介すると地図情報とその関連の地理的統計情報を合わせて表現できるシステムです.地図グラフのように該当する場所に統計グラフを掲載して,地図情報を踏まえながら,データの分布等を検討することができます.これを使うことによって,地図上での比較が可能です.通常のマーケティング利用だけでなく,初等中等教育では,統計学だけでなく,社会科教育,社会調査などでも利用できると思います.
今回お知らせした G-Census はシンフォニカさんが教育目的限定として利用でき,全国の中学校,高等学校に寄贈しているらしく(平成 12 年 8 月),バージョンアップもサイトからできるようです.サイトをみても塗り分けグラフや人口ピラミッド,円グラフ,棒グラフなど,さまざまな機能があるようです.
授業計画や教材開発など教員泣かせな作業と思いますが,このような教材はぜひ活用したいですね.
財団法人統計情報研究開発センター(http://www.sinfonica.or.jp/,シンフォニカ)では,教育用統計 GIS ソフト「G-Census」を提供しています.GIS(地理情報システム)は,近年よく耳にするようになりましたが,簡単に紹介すると地図情報とその関連の地理的統計情報を合わせて表現できるシステムです.地図グラフのように該当する場所に統計グラフを掲載して,地図情報を踏まえながら,データの分布等を検討することができます.これを使うことによって,地図上での比較が可能です.通常のマーケティング利用だけでなく,初等中等教育では,統計学だけでなく,社会科教育,社会調査などでも利用できると思います.
今回お知らせした G-Census はシンフォニカさんが教育目的限定として利用でき,全国の中学校,高等学校に寄贈しているらしく(平成 12 年 8 月),バージョンアップもサイトからできるようです.サイトをみても塗り分けグラフや人口ピラミッド,円グラフ,棒グラフなど,さまざまな機能があるようです.
授業計画や教材開発など教員泣かせな作業と思いますが,このような教材はぜひ活用したいですね.
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