今回はデータの話から少し離れて,高校までの授業内容の変化についてです.
昨年の 12 月に高校における授業の内容を示す学習指導要領を文部科学省が発表しました.その内容で,数学 I(必修)に統計が含まれるようになりました.
科学新聞(2009 年 1 月 1 日)によると見出しに『数学で統計学習必修化「科学と人間生活」新設』とあり,数学で統計の内容が含まれたことをはじめ,理科教育の新しい内容などが紹介されていました.この内容によると『数学 I には,世論調査や気候変動など身近なところでデータやグラフに触れる機会が多くなってきていることや,中学との接続を重視し,新たに統計に関する内容が追加された.』とあります.すでに公開されている小学校,中学校の学習指導要領でもすでに統計が入ることが決まっています.このことも踏まえ,小→中→高と連携して反復学習になるようです.特に情報化社会の現在,このようなデータに関することを導入することは有意義と思います.
ちなみに必修のところに追加されたということで,今後大学入試等にも導入されることも予想されます.またこれらのことを踏まえ,大学における統計の授業内容も反復はもちろんですが,より深い内容に展開できればと思います.この意味では大学で統計を教えている先生方は内容の更新を求められることになりそうですね.
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